美貌の女帝
 2008.06.22 Sun
美貌の女帝(文春文庫)美貌の女帝 (文春文庫)
(1988/08)
永井 路子

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ちょこちょこ本とか映画は消化しているものの、レビューを書くまでもないものも多くって。
国立博物館の薬師寺展を観たせいか、こちらが読み返したくなって引っ張り出してきました。
大好きな本の一つだったので、いつでも手に取ることが出来る場所に実はある(廊下の本棚に入ってる)のですが、なかなか読み返すまでは至ってなかったのですがやっぱり引き込まれるようにして読んでしまいました。

初めに読んだのは高校生?いや、中学生か。
学校の図書室で借りたのが初め。確か当時友達から里中満智子さんの「天上の虹」を借りてハマってまして、同じ時代を描いている小説かな?と奥付を読んで借りたもの。
なので、永井路子さんの本もこれが初見でした。これを初めにほとんど読んでいる(持っている・・・・)と思います。(「悪霊列伝 」から、最近のものまで)。

こちらは女帝である元明・元正女帝(持統帝も)を描いているのですが、古代天皇家の女系(蘇我の娘たち)の役割の重要さと、その後藤原の系統に取って代わられる政争(それも静かな)に直面してる女帝の物語といえばいいのでしょうか。
苦難に立ち向かい、その中で最善を尽くす姿に感銘を受けました。
学生時代に友人と奈良に旅行した時に、元明天皇稜・元正天皇稜に行ったことがあります。
今となってはこんもりした山が二つ並んでいるだけのように感じてしまうかもしれないのですが、宮内庁の立て札(?)があり、きちんとこの二つの山が陵であるということが明示されてました。
彼女たちの政争の相手であった不比等の墓は談山神社にあると伝えられているとのこと。
こちらにも一度行ってみたいなぁ。

ちなみに、ゆっくり読めたのは最近一人で出かけさせてもらっているから。
ダンナとモモノノで出かけている間(二人とも大興奮で出て行って、大喜びで帰ってきます)、一人で美術館に出かけたり。
移動の間の電車の中が一番没頭して読めるみたい。
学生時代と勤めている間の癖がいまだに抜けないようです。
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